昨日のまとめ
昨日は重要な報告がたくさんありました。
1.BOE四半期インフレ報告
2.FOMC声明文
3.半期為替報告
簡単にまとめたいと思います。
1.BOE四半期インフレ報告
・インフレ見通しを引き上げ = 金利引き上げるかも?!
・2007年の経済成長率見通しを引き下げるも、そこそこの水準
= 継続的な金利の引き上げはなさそう
・インフレ率は年内2.25%まで加速も、来年末までは減速
= 年内の単発的な金利引き上げがありそう
その他、キング総裁発言
・エネルギー価格の上昇が経済成長のリスク
= 原油などの価格の上昇が経済成長の加速を弱める
・必要に応じて、金利に関し変更の準備ある
= 経済指標の良し悪しによっては、金利を変動させる
= 利下げ局面が反転し、利上げに入る可能性を示唆
・住宅相場回復は予想以上だ、価格は著しく高水準
= 早めに動いた利下げが功を奏している
まとめ
英経済の見通しは悪くはないが、急激に良くもならなそう。
年内に単発的な利上げはありそうだが、
連続した金利の引き上げ期待は薄い模様。
次はFOMC声明文…
2.FOMC声明文
・さらなる金利の引き締めが必要かも
・金利引き締めのタイミングは経済の見通し次第
= 米金利の連続利上げは終焉。が、あまりのドル安局面に
言葉を濁すしかないと読み取る。
= 経済指標が良かったら次回の利上げも考える。
= 現時点での判断はしない
・エネルギーと商品の価格は価格に影響が出始めている
= 原油などのエネルギー価格の上昇によって、
経済減速への影響が多少出ている
・インフレ期待は引続き抑制
= 今のところ金利は十分な水準
・FF金利引上げ決定は全会一致
・経済成長は持続的ペースに落ち着く可能性高い
まとめ
ドル安局面で、表現に困る声明だと思うが、今後の利上げに
関しては、するかも、というあいまいな表現に留まる。
おそらく、次回は据え置きと見る。金利上昇が終了後、
ドル円は110-115なのか、115-120なのかに注目したい。
3.半期為替報告
・中国を為替操作国と名指しはしない
・人民元相場の前進は極端に遅い、進展を監視する
・アジア諸国の為替柔軟性という意味でも中国はカギとなる
・人民元の変動相場制移行を直ぐには求めてはいないが、
より迅速な行動を求める
= 中国を為替操作国と認定はしなかったものの、
さらなる人民元の改革が行わなければ知らないよーという内容。
昨年はこのような感じで7月に大相場。。。
・世界経済は力強いが不均衡は拡大している
= 貿易不均衡の原因は中国と暗に示している。
・米国では投資が流出超になる可能性高いものの、大規模にはならない
= 投資額が流出超ならば、さらなるドル安は免れない。
大規模にならないと書いたのは、そのドル安を止めたいが故。
・外国中銀の大幅なドル離れを示す証拠はほとんどない
= やはり急激なドル安は歓迎できないらしい。
まとめ
人民元改革に多少の苛立ち。
また夏頃に恐怖が待ち受けているのか。。
金利差に注目する相場が終焉し、貿易赤字に
目が向けられてしまった場合、流出超は厳しいところ。
以上、省略しているところも多々ありますが、
昨日の内容をまとめるとこんな感じでしょうか。
他にも、オーストラリアやECB関係者が金利の引き上げを
するかもしれないというニュアンスを含んだ発言があったり、
谷垣氏の口先介入があったりと、すごい一日でしたね。。
しかし、それにしても、米金利の打ち止め、人民元是正、
対米証券投資額の流出予想など、
その全てがドル安の方向。。。
ドルは十分に安くなっていると思うので、
さらなるドル安というのは難しいとは思うものの、
安易にドル買いはしない方が良さそうな感じ。
とりあえず、私は日常の忙しさと相まって、
様子見を続けていたいと思います。


コメント
おひさしぶりです、こんばんは^^
ポンスイが上昇しましたね(これで僕のポジは無くなりました)指標が良かったからですかね。でもポンスイは大分高値になってきたので、下げてくるまでもうポジらない方がいいんでしょうね。 今回のような指標の影響は、どれぐらいまで引きずっていくんでしょうか?やはり指標が良くても、高値圏にあるので気をつけた方がいいんでしょうか?
あとドルとポンスイの関係ってあるんですか?なんかドルが上げ下げすると、ポンスイも上げ下げしてるような気がするんですが。。質問ばかりですいません。。
差し支えの無い程度でお願いします。。
投稿: ヒロ | 2006年05月11日 19:46
>ヒロさん
こんばんはー。
ポンドスイスの決済、おめでとうございます!
最近、あまりの忙しさにチャートも見れていない状況なので
なんとも言えませんが、懸念材料の一つである鉄工業生産で
ポジティブサプライズというは材料視されても良いと
思いますので、指標が良かったからという結論でよいのでは
と思いますよ。
ポンドの見通しが利下げから利上げに変わりつつあるようなので、
ポンドスイスも下値が堅くなってくるかもしれませんね。
ただ、2.28台は高い水準だと私も思います。
しかし、短期的には2.3を目指しそうな気がします。
指標の影響としては単発だと思います。あとは、次の指標が
でるまで、サポート線やテクニカル分析に基づく動き方を
すると私は考えていますよ。
高値圏でポジを取る場合、とくに激しい動き方をする
ポンド絡みは、サポート線の下にストップを置くことを
おすすめします。
ドルとポンスイの関係はちょっと分かりません^^;
たいがいは、ドルが弱いと欧州通貨が強くなる気がします。
以上、なんとなくの私の考えです^^
投稿: ぽん衛門 | 2006年05月11日 23:18